2016年12月29日木曜日

θ君からの便り

久しぶりにθ君から便りがきた。θ君の友人:B君がタビューを受けたようだ。

質問者は何かの雑誌社の人のA という人で、そのインビューの内容は以下のようだという。
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A : 貴方の好きな人は?
B : 大勢いて言いきれません。
A : では嫌いな人は?
B : それはいます。
A :  誰ですか?
B : ・・・ それは私。
A : 何故ですか?
B : 大嘘つきだから。
A : ・・・
A : では食べ物の好物は?
B : 水です。昔は、いろいろありましたがね。
A : それは結構ですな。
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いかにもθ君らしい友人だ。
θ君のオレへの便りは、これが最後だという。

2016年11月30日水曜日

θ君からの便り

久しぶりにθ君からの便りがあった。
彼は詩もどきも作るらしい。以下のようなコトが書いてあった。
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ふすまを あけると
げんとおは あおい かあてん の なかに ゆれていて

いくつも いくつも だれもいない おざしきを とおって
ほんのりと あかるい おへや の ふすまを あけたのです

もやの なかに ひすい いちめんに ころがっていて
きらきらと わたしの め からあふれ

ほんのりと あかるい かあてん の なかに げんとお は ゆれ

ひすい は あつい たまと なって ながれ おち
ころころと ころがって ゆき 

だれも いない おへや で 
げんとお は ゆれて いたのです

   **年 **月 祈りの日に
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オレはコレ見て、中也の下手な真似だと苦笑した。
相変わらずのヤツだ。

2016年10月22日土曜日

θ君からの便り

久しぶりにθ君からの便りがきた。以下のように書いてあった。
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思案気な 案山子の 影の 長さかな

秋深し 遠く去りゆく ものうりの声

秋雨じゃ 濡れて風邪ひく 半平太

落ち葉焼く じいさん ばあさん 鴎外の

秋は去り なにはともあれ 我が命
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相変わらず下らぬシロモノばかりだ。ふざけていやぁがる。

ところで、だいぶ寒くなってきたが、θ君は夢を見たそうだ。いわく

三ツ星は あれよと指すは 夢の母

どうも少女趣味で話にならない。

2016年10月17日月曜日

θ君に忠告したら・・・

今日、θ君に会って、季語辞典でも買ってベンキョーしたらどうだと、「忠告」したら、そんなものはいらぬ、そもそもベンキョーなど無用の長物だと、問題にしなかった。
それは、そうかも知れぬとオレも思った。他人のアレコレを見たり、ベンキョー会など、ジャマッケだとオレも思った。
自分が見たもの、思ったものを勝手に書きなぐるのが、θ君もオレも性にあうらしい。
そこでθ君の「新作」を見せてもらった。
以下が其れである。
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もののけも こたつ ほしげな 重い雲

黒塚の 女の家の 罔き ともしび

女房の うなじに 写る 秋の翳

去る秋も 友も逝きたり 置手紙
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オレを此れを見て、相変わらずだな、アハハハと笑った。

θ君より、また便りがあった

先日、彼から便りをもらったのだが、また便りがきた。
以下のようなシロモノが書いてあった。
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秋風や 縦に置かれし 竹ぼうき

かきくけこ ふりかえみれば なにぬねの

語る者 聞く者 涙の 秋の暮れ

朝寒し いつまで続く 残暑かな

時刻(とき)の声(ね)に のそりと動く 秋の蠅
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相変わらず、くだらないモノばかりで、彼はこのテの才能がなんらしい。

季語辞典でも買って少しベンキョーしたら、いいのに、と忠告したほうが、よさそうだ。

2016年10月14日金曜日

θ君からの返信

先日、オレはθ君のノートにイタズラ書きを書いたら、彼から以下のような 「返信」 がきた。

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尼ひとり 歩むや 秋澄む 阿弥陀堂

秋陽さす たたみ の うえ の 猫のツメ

紫苑さす をんなの ゆび の しろさ かな

ものうり の こゑ する 夕べ の 秋すだれ

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オレは其れを見て、ちょっと技巧が過ぎるな、と返事しようと思ったが、やめておいた。

2016年10月12日水曜日

童(わらべ)唄

δ君は、子供の頃、彼の祖母より、以下の、わらべ唄を聞いたそうである。
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一つとせ 人の いのち の はかなさよ

二つとせ ふみ よむ ひと の ほほえみ よ

三つとせ みごとに に さいた はす の はな

四つとせ よんで きましょう おきく さん

五つとせ いつも ひらかぬ ぬし の うん
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またδ君は、彼の祖母より

のの字 のの字 の 落ち葉かな

という俳句だか何だか知らぬが、聞いたそうである。