1962年のキューバ危機をリアルタイムで体験している人は今や少なくなっているだろう。私は其の時、大学受験の浪人をしていたので、よく覚えている。
『蛍雪時代』の投稿欄に、「こんな時に受験勉強していたって、しようがない」という発言があったことも鮮明に覚えている。全く其のとおりだと思ったからだ。
***
今朝の当地の新聞によると以下の趣旨の記事が掲載されていた。
『1962年10月28日の未明、米軍の沖縄部隊にソ連等への核攻撃命令が出された。しかし当該基地の現場判断で発射が回避された。』
もし此れが事実だとし、実際に核ミサイルが発射されていたならば、現在の日本のみならず地球は、どうなっているだろうか。
この危機が奇跡的に回避された後、『核の冬』という言葉が流行ったものだ。
***
10年程前だったか、NHKスペシャルで『キューバ危機・10月の悪夢』というドキュメンタリーが放送された。私はこの番組を録画しており、時折、再見している。
このドキュメンタリーによると、この危機は全くの偶然の積み重ねによって奇跡的に回避されたとされており、いわゆるケネディ神話はもろくも崩れていることを示している。
***
上記した新聞の記事に似たようなカタストロフィー回避の実態は少なからず有るに違いない。ただ我々に知らされていないだけかも知れない。
もろもろのカタストロフィーの奇跡的回避の事実は歴史の裏話として多く隠れているとみたほうが真実だろうと私には思える。恐らく現在及び将来もそうだろう。