2014年8月21日木曜日

大学祝典序曲(ブラームス)の思い出、二つ。

一つめは私が大学受験し、「ハナ・チル」の電報をもらって、浪人生活、うん年後、目出度く、入学合格した、あの春、入学式典時に此の序曲が厳かに流れてきたのだった・・・・ということ。

二つめ。
映画『スペンサーの山』のこと。
この映画をみたのは、随分昔で、ちょっとネットで調べたら1963年製作だから、私が此の映画を観たのは、かれこれ40数年前になる。

この映画は当時アメリカの良心を描いたと評された佳品であった。山で生計を立てている質朴で貧しくはあるが信仰篤い家族を描いた、ちょっと切なく、しかし、とても、さわやかな映画だった。ヘンリー・フォンダとモーリン・オハラが演ずる夫婦には息子がいて、この息子は学問が好きなのだが、家が貧乏である等のため其の夢を断念していた。

その息子の夢をかなえさせる物語だったが、この映画で流れてきたのが此のブラームスの大学祝典序曲だった。学問好きの貧しい青年への力強い励ましのメッセージが此の音楽だった。


映画をみた後、とても気持ちの良い余韻が残る映画だった。私はブラームスの大学祝典序曲を聴くたびに此の映画を思い出す。