怖い俳句については今日の記事に書いた。
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「怖い俳句」が他に有るのどうか、ネットで調べてたら以下の俳句が掲載されていた。
(私観だが、芥川龍之介が池西言水の俳句を評した『万人が知らぬ一種の鬼気』は、いずれも句にも無い。僭越ながら平凡なものばかり。)
・生前も死後も泉へ水飲みに 中村苑子
・貌(かお)が棲む芒の中の捨て鏡 中村苑子
・血を垂れて鳥の骨ゆくなかぞらに 高屋窓秋
・寒い月ああ貌がない貌がない 富沢赤黄男
・マスクして彼の目いつも笑へる目 京極紀陽
・スケートの濡れ刃携へ人妻よ 鷹羽狩行
・剃刀に蠅来て止まる情事かな 寺山修司
・血を喀いて目玉の乾く油照 石原八束
・油屋にむかしのあぶら買いにゆく 三橋敏雄
・目かくしの背後を冬の斧通る 寺山修司
・蝉の眼をはこんでゐたる秋の蟻 大木あまり
・ある日妻ぽとんと沈め水中花 山口青邨
・ひげを剃り百虫足を殺し外出す 西東三鬼
・太郎に見え次郎に見えぬ狐火や 上田五千石
・水晶の念珠つめたき大暑かな 日野草城
・毛虫焼く僧の貧乏ゆすりかな 長谷川双魚
・裸に取り巻かれ溺死者運ばるる 右城暮石
・赤ん坊を逆さまにして落ち葉掃く 西川徹郎