2016年8月15日月曜日

『這(は)えば立て立てば歩めの親心』



どなたか、お名前を忘れましたが、そのプロフィールの特技の欄に、「他人の長所を見つけること」と書かれていた。

私はそれを見たとき感心した。

このサイトにも既に還暦を過ぎた人も多いかもしれない。

それだけ人間をしていれば、この人世の要諦みたいなモノが何たるか、人それぞれご存知だろう。

人世の要諦の一つは・・・私は、それを 『褒め上手たれ』 を挙げたい。

私を含め人のほとんどは凡夫だ。
しかし凡夫といえども、なにがしかの長所もあるのも事実。

ならば、お互い其の長所を積極的見つけあい、それを褒めあえば、『とかく住みにくい』 此の世も大いに風通しが良くなるのではなかろうか。

昔、水平思考というモノが流行った。今や私は加算思考を提案したい。

『あれもダメ、これもダメ』ではなく、『あれがイイ、これがイイ』 という思考転換。
『これしか出来ない』 ではなく、『ここまで出来た』 という思考転換。

他人のアラを探すのではなく、他人の長所を積極的に探し、それを褒め上げる。

人々が、そういう視点をもって世間を見渡すようになれば・・・この世は大いに住みやすくなるのではあるまいか。

『這()えば立て立てば歩めの親心』。

私は、この「親心」を広く解釈したい。

誰も初めから立って歩くことはできない。

這えば、這ったと拍手しあい、立てば立ったと拍手しあい、歩めば歩んだと拍手しあえば・・・そういう世界が実現したら少なくとも子供たちの世界から、例えば、イジメなる陰湿なモノも無くなるだろう。

しかし、此の言葉の最後も忘れていけない。即ち、『わが身の老いを忘れて』。


人世とは苦いものです。